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魔術の分類

“共感呪術 [Sympathetic Magic]:
「これはあれなり」――緑魔術で使用される呪術の一形式。物品を実際の魔術の対象と見なしてまじないをかけるもの(ポペット、印章と紋章、魅了魔法)。
魔術とは、万物はエネルギーを通じてっながっているという理解に基づき、相関関係を利用して行使されるものなので、現代のウイッカでは全ての魔術が共感呪術として考えられていることに注意。
共感呪術はさらに感染呪術(対象と接触を持った物品を使用する)と類感呪術(緑がお金を惹きつけるといった、相関関係のみを使用する)に分けられる。”

『グリーンウイッチの書』のこの文章は、原文を確認していないのですけれど、いささか読みにくく感じます。
文頭で共感呪術を「緑魔術で塩湯される呪術の一形式」と記述しているにも関わらず、文の半ばで「現代のウイッカでは全ての魔術が共感呪術として考えられている」という但し書きをしているからです。

フレイザーの金枝篇を引くまでもなく、魔術は感染か類感のいずれかに分類することができます。
ですが文頭で「一形式」と書いているので「他にもあるのだろうか」と思ってしまう、緑魔法と著者が定義している魔術の概念には感染か類感以外にもあるのではないか、と思ってしまうような書き方になっていますけれど、おそらくそうではないのでしょう。

『グリーンウイッチの書』の書き方はともかくとして。
魔術は感染か類感に分けることが出来るという理解をするためにも魔術における感染と類感とは何かを「しる」必要があるといえるでしょう。

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