”子どもといえども(両)親が信仰しているというだけで、特定の宗教を信仰するよう強制されるべきではありません(バックランドのウィッチクラフト完全ガイド)”
物心つくまえに幼児洗礼を受けた私としては、この一文があるだけで魔女という存在が「自分にあっている」と強く感じます。
以前も書きましたように、私は敬虔なカトリック信者の両親の元に産まれ、日曜は教会に行くのがあたりまえ、という生活を高校を卒業するくらいまで続けていました。
キリスト教の教えというのは「部分的には」賛同することもあります。
神に祈りを捧げましょう、他人に親切にしましょう、嘘をつかないようにしましょう、貧しい人、弱い人に手を差し伸べましょう。
ですけれど、それらは「天国に行く為」の行為であるように感じられたのも事実です。天国に行きたいから、他人に親切にしたり貧しい人に手を差し伸べようとすることに違和感を覚えていました。
自分の意思で、自分の信仰の道を選んでいい。
これは本当に大切なことなのです。
魔女と幼児洗礼
