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転生、あるいは天国

“他の流派と同様、シークス・ウィッカは転生を信じる。それは進歩的な転生だ。常に人間の形態に転生し、それぞれの人生は何らかの形で前よりよくなってゆく。分離された天国と地獄はクラフトの哲学には存在しない。死とともにたましいはサマーランドとして知られる場所に行く。これは、伝統的に、「東に行く」とあいまいに考えられている。”

『サクソンの魔女』のこの一節は、クラフトが、おおよそ「宗教」と呼ばれるもののどれとも異なる思想を持っていることを予感させます。
人間として転生するという考えは仏教思想には無いし、天国と地獄が分離された形ではない、というのはキリスト教的ではありません。

個人的には転生はどちらでも良いのですけれど、天国や地獄のことを考えなくていいのはそれだけで気持ちが楽です。
犯罪を犯したりしても良い、という意味ではなく、天国に行くために他人や社会に奉仕をすることに違和感を覚えているからなんです。

あと「東に行く」というのも面白いですね。
仏教だと浄土は西だし、キリスト教は方角定めてないんじゃないかな。強いて言えば上??

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